1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

胃が絶好調の日は原則として、ない。

3月14日、木曜、晴れ。真夜中に東北地方を震源とする震度5弱の地震があったが、スマホの警報は鳴らなかった。揺れていたけどね。鳴るときと鳴らないときの違いがいまいちわからない。終日、胃の調子が悪くてトイレからトイレへ渡り鳥のように渡り歩いた一日だった。渡り鳥はトイレを探し回らないけれどね。『森博嗣の道具箱』を読み終える。2003年から2005年の2年間、雑誌に連載されていた「道具」をテーマにしたエッセイ。先日読み終えた『工作少年の日々』に比べると文章が短め。これも面白い。森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools (中公文庫)

 

運転の失敗と打ち上げの失敗

3月13日、水曜、晴れ。仕事中に運転が滅茶苦茶ヘタな人を見かけた。県外のナンバーでシェアカー。後ろから見ているかぎりでは女性二人が搭乗。理由のないポイントでブレーキをかける、カーブのたびに中央線をオーバーする、直線でふらつく、などの危険運転を繰り返しながら、神奈川県某所の公園駐車場前を通過、とおもったらそこが目的地だったようで、急にハンドルを切って歩道に片輪を乗り上げつつ、入って行った。ナンバーのエリアから走ってきたのなら、一時間以上走行してきたことになるが、よく来られたなという感想。民間の小型ロケット、カイロス初号機が打ち上げ失敗。初めてだからなーという印象。打ち上げに集まっていた地元のおじさんとおばさんがインタビューで「ああ失敗…」「絶対成功すると信じていた…」と話していた(涙を浮かべている人もいた)けれど、本気で最初から成功すると思っていたのなら、楽観的すぎやしないかと心配になった。きっと地元のつながりやしがらみ上そういうコメントをするしかなかったのだと好意的に解釈しておこう。動画サイトにあるロケット打ち上げ失敗動画や王立宇宙軍でも観て学んでほしい。

 

眠さも電気分解してくれよストロンガー

3月12日、火曜、雨。睡眠時間は確保したが眠くてしかたない。昨日、終日、退屈な会議にして調子がおかしくなったのかもしれない。カフェインで改善されるような眠気ではないので耐えるしかない。MXで金曜日のゴールデンタイムに再放送中の『仮面ライダーストロンガー』を観る。今回はハゲタカンというハゲタカ怪人があらわれて、ガンマ虫という取りつかれると意のままに操れるようになる危険な虫を近隣住民(なぜか狭い範囲)に散布するというエピソード。サンプルでつれてこられた人に「自殺しろ」と指示して自ら首をしめて死んでしまうあたり、露骨すぎて今はできないかも、と思った。(いつもブラックサタンにつかまっている)タックルとストロンガーは、火葬場にとじこめられて点火されるというピンチを、「体を電気分解して脱出したよ」という裏技で回避していた。電気人間のストロンガーはともかくタックルはどうやって?という疑問を持つような心の汚い大人になってしまった。最後のシーン、次の町へとバイクで向かうストロンガーを正面からとらえていたのですけど、70年代のカメラには手振れ防止機能がないのか、えらくブレブレで酔ってしまった。というどうでもいい話。

シャーペンの替え芯を買ったのは10数年ぶりかもしれない。

3月11日、月曜、晴れ。このウエブ日記を読んでいる人はお気づきかもしれないが、ある時期から、仕事のことは具体的に書かないようにしている。とはいえ、言いたいことは書いておくのが日記だろう。今日は終日、会議やMTGに参加させられていた。会議の好きな人が実在することが、いまだに信じられない。そういえばシャープペンの芯を買った。ケースに数十本入っているアレ。あまり使わないこと、芯が折れにくい構造をしているシャーペンを使っていることなどから、消耗せず、前回購入から10年以上経っている。もしかしたら20年近く経っているかもしれない。今日は311だが、震災以前に買ったのは間違いない。そのことには何の意味はないけれども、13年はあっという間だった。体力と気力の衰えが著しい。

そうです私が変なおっちゃんです。

3月10日、日曜、晴れ。大量に飲酒しても二日酔いにはならない体質。親に感謝。買い物から帰ってくる途上で、言葉遊びをしている母子に会った。男の子は2~3歳くらいか。男の子が歩きながら「トリ!」「イヌ!」「キ!」と目に入ったものを言葉にして、お母さんが簡単な説明をする遊びだ。微笑ましい光景だなーと僕が二人を追い越した直後、後ろから「おっちゃん!」という男の子の声が聞こえた。自宅へ続く道は人通りは少ない道である。そのときも母子と僕しかいなかった。つまり「おっちゃん」=僕ということになる。おっさんといわれたことはあるが、おっちゃんは人生初である。お母さんは僕に気をつかったのだろうね、「おっちゃんは会社でも家でも虐げられている惨めな生き物だよー」と説明するのは避けてくれたようである。僕もおっちゃんと呼ばれる年齢になったかー。感慨深い。森博嗣『工作少年の日々』読了。古いけど面白いエッセイ集。テレビで311のドキュメントを観た。命があったかもしれない人の声を聞いたけれど、原発事故で救助できなかったというエピソード。あれから13年か。

 

 

浅草/上野/焼肉と生ビール

3月9日、土曜、晴れ。5年ぶりに友人と浅草で飲んだ。昼間から焼肉を食べながら生ビールをがぶがぶ飲んだ。途中からゲストを招いて上野で飲み続けた。気が付いたら家にいた。楽しい一日だった。なお、飲んでいるときの会話はとてもここには書けない内容。酔っぱらったときは写真で誤魔化すのがウェブ日記を長く続けるコツだ。

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鳥山先生の週刊連載をリアルタイムで経験できてよかった。

3月8日、金曜、曇り。朝からラーメンが食べたかった。だが、残念ながらいくつかあった候補の店がすべて満員だったためラーメンは諦めた。そんな失意の昼休みに鳥山明氏の逝去のニュースが入ってきた。速報だった。3月1日に亡くなって、すでに葬儀も終えているとのこと。有名人の訃報でも特大級だ。なぜなら僕が小学生のとき、週刊少年ジャンプとアニメでドクタースランプは大人気であったし、その後のドラゴンボールは小学生のときに連載がはじまって学生時代最後の年まで続いたからだ。1980年から95年。これは僕の小学校から大学最後の年と完全に一致する。鳥山明先生が現役バリバリで週刊連載を描いていた時代をリアルタイムで経験できたドンピシャな世代なのだ。ドラクエも含めて、鳥山先生には、ありがとうしかない。高校生の頃は毎週ジャンプを買えなかったので、仲間で回し読みをしていたけれど、それでは申し訳ないなと思って、社会人になってからドラゴンボールの単行本は全巻揃えました。今も実家にあるはず。少年漫画の歴史を変えた偉人ですよ。マジで。帰宅してから今さら3月のライオンの実写映画の前編を観た。長かった。