3月17日、日曜、晴れ。朝、コーヒーを飲むために立ち寄った店には、犬を同伴できるコーナーがあって、そこで一匹の犬を久しぶりに見かけた。50代と思われる夫婦と散歩をしている犬だ。一年半ぶりに見かけて、毛並みも綺麗で、元気そうだったので良かった。買い物を済ませてから、昨日摂取したカロリーを少しでも減らすために2時間ほど散歩。天気が良かったので、海岸、海沿いのランニングコース、ともににぎやかだった。
昼近くの波は正直あまり褒められたものではなかったけれど、多くのサーファーが波間に浮かんでいた。黒くてゴマみたいに見えた。午後はバジルチキン丼という辛めのフードを食べてから、ウェブメディア向けの原稿を時間をかけて直した。明日の朝もういちど読み直して、引っ掛からなかったら、とりあえず終了とするつもり。
同じ学年のイチローが巨人との試合に出ていた。ヒットは出なかったけれども、なんていうかな、「そこにいるだけでいい存在」っているんだな、と思った。彼は、世界のトップリーグでプレイしているプロの野球選手では最高齢(またはそれに近い)のはずだけれども、つまりそれは僕よりも歳が上の選手はいないことを意味している。今シーズンからプロの世界に入った選手は僕の子供といってもおかしくない世代だ。プロ野球選手は大人の世界だと思っていたのに、子供の世界になっていて、子供だった僕が大人になってもプロ野球を見続けているのはなんだか面白い。もしかしたら、プロ野球を観ているときの僕は、子供に戻っているのかもしれない。そうそう、子供の頃、厳しい鍛錬のはてに身に着けた、八重樫のバッティングフォームや小林繁のピッチングフォームのモノマネは、ちっとも錆付いていないな。ボンクラの魂百まで。