6月15日、火曜、晴れ。朝から静岡県内に日帰り出張。新幹線利用。新幹線は昨年一度も使っていないはずだ。午前中、紹介案件の概要と説明を聞く。月中に判断とリアクションを約束。良いモノを、コストをかけずに。実に素晴らしい言葉だが、それが出来れば誰も苦労はしない。打合せが長時間になり、疲れ果てたので、精をつけるべく、静岡のソウルフード、さわやかのげんこつハンバーグを喰らう。美味しい。
午後は打合せ。皆の考えをまとめることの難しさに直面する。行き帰りの新幹線はガラガラであった。帰りの新幹線は僕以外に客は酒盛りしているオッサン一名のみであった。自由席がこの状態なので指定席は不要である。帰宅後、食事、運動、ゲーム。昨夜に引き続き「ファイト・クラブ」を見終えてから布団に入る。ファイト・クラブは映画もいいけれども、小説も傑作。小説といえば先週からひとり旅立つ少年よ (文春文庫)を読んでいるのだけれど後半になってようやく面白くなってきた。物語が動いてきた。ボストン・テランさんの作品は、重い過去をもった主人公(重い過去をもった犬のときもある)が出口を求めて旅をするという構図に集約されてしまうので、クオリティは高いけれども、「前作と同じじゃね?」感にとらわれて、それを乗り越えていかないと面白くなってこないところが難点のような気がしている(個人的見解)。