９月１９日、火曜、晴れ。暇そうにしている会社の偉い人を見ていると、こうはなりたくない、と身が引き締まる。そういう意味で彼らの存在価値を認めているのだ。無駄なものや意味のないものなどないのである。部下氏がつくった契約書類についてクレームを受けた。内容はいいが体裁がおかしいという指摘だ。確認すると確かに整っていない。僕も内容は確認したが最終的な体裁や袋とじまではチェックしていなかった。部下氏に指摘すると「内容は間違っていないんですね」とクレームに対して何故かポジティブな受け取り方をしていた。でも指摘は指摘だから、クレームだから、と注意しても内容は間違っていないからいいじゃないですか、と真剣に受け止めようとしない。こういうクソムーブにも意味や価値はあるのだろう。僕は今のところ見つけられていないけれど。帰宅したら奥様が「疲れた…」といってその後ひと言も話をしようとしなかった。僕が疲れを理由に会話を拒んだらブチ切れるのだが。人生はこんなことの繰り返しだ。
