1月7日、土曜、晴れ。午前5時前に目が覚めてしまって、2度寝もできそうになかったので、布団のなかで詰将棋のアプリで遊んだ。午前中は奥様の用事に付き合い(運転手として)、待っているあいだ、ファミレスでコーヒーを飲みながら、文章を書いたり、『ロリータ』を読んだりして時間をつぶした。結局、20分の予定が1時間強待たされた。そのまま食事を済ませて、辻堂にあるテラスモールへ。僕の、くたびれているボディバッグを新調するためであったが、なぜか、奥様のフットケアグッズとファンシーなデザインのエプロンを買って帰ることになった。帰宅してからは散歩をして、『スーパーメトロイド』で遊んだ。『スーパーメトロイド』は1994年、大学生のときに遊んだのが最初で、それは29年も大昔の話になる。プレイステーションが登場する前夜の時代。プレステもiPhoneもiPodもAmazonもSNSどころかmixiもない時代。今の若者には想像できないだろう。メトロイドの原型は完成しており、30年も続いている。フォロワーといえる作品も生まれているので、30年間進化していない、ともいえる。
年末に届いた天文家の藤井旭氏の訃報。氏はスター天文家であった。僕も小学生のときに星雲の本(タイトル失念)と天体観測図鑑(だったと思う)といった氏の著作を読んでいた。今も自宅を探せばあるはず。断捨離というアホなムーブメントには乗らないので大昔のものでも残っているのだ。きっかけは図書館にあった『星になったチロ』だ。白河天文台の所長犬の本。ベストセラーだったのでは?夜空を眺めて、だいたいの星座と主な星の名前がわかるのは、藤井氏の本で覚えたからだ。聖闘士星矢の聖闘士たちが登場したとき、ああ、あの星座ね、と小宇宙を爆発させなくても、星座の形がイメージできた。なんとなく欲しくなって『藤井旭の天文年鑑』2023年版を購入した。