1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

何もしていない黄金の週間

4月30日~5月6日はマジで自宅にこもって奥様と400字くらいの会話、テレビゲーム、読書、しかやっていないので書くことがない。ゲームは終わっていないので、読み終えた本を列挙しておきます。どれも傑作。おすすめ。 

「空気」の研究 (文春文庫)

高い砦 (ハヤカワ文庫NV)

死をポケットに入れて (河出文庫)

マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

血の収穫【新訳版】 (創元推理文庫)

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

 

 

量産型に惹かれます

4月29日、水曜、祭日。このような事態で世の中が休んで止まっているのに祭日の意味があるのか。疑問だ。家人が羽毛布団を片付けたいと主張するので、長めに干してから、収納袋に入れ、空気を抜いてペチャンコにした。役目が終わった哀しい姿と、定年退職時の将来の己の姿を重ねてしまう。ペチャンコにならないように生きよう。ランチにちゃんぽんを食すと「どうぶつの森」を遊びたくなるが、ゲームがやりたくなるタイミングというのは全人類共通のようで、家人の「フィットボクシング」がはじまってしまう。「いいね!」「ナイスパン!」「立つんだジョー!」と心のない声掛けをしているうちに、喩えようのないペチャンコな虚しさに襲われる。自分を取り戻すために量産型ザクのミニサイズプラモを筆塗りして組み立てた。ザク。ジム。オッサンになってから量産型ザコに惹かれるのは、己の姿を重ねているからだろうか。いつかガンダムになれるといいな…。

意味がないことを生業にするということ

4月28日、火曜、晴れのち曇り。特筆すべきことのない一日であった。新型コロナであっても自分が出来ることを、普通にやるだけである。久しぶりに本体ブログのほうに言及がなされていた。「はてなブログのトップページのデザインは酷い」という名目で、「いつもトップページに僕のブログがあって目障りだ」という悪口が展開されていた。トップページのデザインと僕のブログがトップページにあることはまったく別の問題である。せめて悪口スキルが高ければ楽しめるけれども小学生レベルの言いがかりなので、読んでいるこちらが恥ずかしくなってしまった。僕をトップページから追いやりたいなら、株式会社はてなにお願いするか、僕より多く読まれる記事を書けばいいだけのことだ。意味のない行為に時間を割けるのは、人生に余裕があることの証明である。素直に羨ましいと思った。同様に意味がないといえば(前振りが長すぎた)、新型コロナ感染下で営業休止している遊園地の空撮である。「例年とちがって、人がまったくいません!」とレポートする意味があるだろうか。このように、不要不急の外出をしないように叫んでいる人が、不要不急の行為をしていることが多くて最近はそれを観察するのが唯一の楽しみになっている。他人様の営業を非難するワイドショーのタレントの人たちは、ご自分たちがそれを仕事としてやっていることをもっと自覚すべきだろう。こんな時代に読むブコウスキーは最高であった。 

死をポケットに入れて (河出文庫)
 

 

マトリックスより現実は終わりがないぶん、厳しい。

4月27日、月曜、晴れのち雨。気温は予報ほど上がらず。どうでもいい用件で出社した。不要不急の外出は避けたいところだが、仕事、といわれると反抗できない。会社員しか知らない人生だからね。ランチは営業している店舗が会社のまわりにほぼなくなった。営業していてもメニューを絞り、パートさんを休ませているのか、おっさん店員ばかりになっている。鶏天丼を食す。特に日記に書くこともないけれども、先日、マトリックスの一作目を観ていて、ふと、これは1990年代に外回り営業マンの話だと思った。ポケベルを持たされて、鳴ったら〇分以内に本部にいる上司へコールバックしなければならない、というミッションを課せられていて、ポケベルが鳴った瞬間、緑色の公衆電話を探して走り回る…マトリックスじゃないか。マトリックスは仮想現実であったけれども、どこまでもリアルな僕らは走り続けるしかなかった。それがイヤでヤメていった同僚もいたよな…。あれから20年以上経って世の中も変わって公衆電話も見かけなくなったけれど、今でも営業マンをやっているのだからシンジラレナイ。明石さんの新作を読み始めた(献本ありがとうございます)。痛快すぎる。 

 

 

「グーグルで使われている」というフレーズは僕には刺さりません。

4月26日、日曜、晴れ。予報だと25℃近くまで気温があがることになっていたが、そこまでは上がらず、風があったために肌寒いくらいだった。休日の朝食は外で食べるようにしているのだけれども、イートインを取りやめてしまっているためにテイクアウトでパンとコーヒーを買った。その足でスーパーで食料品等を買う。調味料をたくさん買うと荷物が重くなるの法則が発動される。パソコンを立ち上げていると、ついつい仕事をはじめてしまうので、ゲームと読書でひたすら時間を潰す。エモい担当編集からいただいたサーチ・インサイド・ユアセルフを一気に読み終える。瞑想とマインドフルネスについての本。エンジニア視点が入るのが特徴かな。面白い。ランチはカレー屋で弁当を買う。エビフライカレーは販売停止でがっかり。午後もひたすら読書とゲーム。奥様がフィットボクシングをやっているそばで、士業の講習の課題をやり終える。5月末までの期限より早く終わってしまった。テレビはコロナ関係ばかりで心が疲れるので、サザエさんだけ観た。そんな日曜日。

 

すごいスピードで人生は過ぎていく…。

4月25日、土曜、晴れ。外出をしないようにしたほうがよろしいようなので、ひたすら家にこもっていた。読書とゲーム。どうぶつの森でスワローズのユニフォームをデザインするなど。もうすこし島にやってくる動物が増えてほしい…。いつも犬のチャンプで話をしているような気がしてくる。チャンプ…筋トレバカなんだよな…。ランチは、天丼弁当を買ってくる。イートインも出来たが、あえてテイクアウト。それが今流。午後は士業の課題をキリのいいところまでやって昼寝と散歩。あいたくない人間とランデブーしてしまう。人のいない時間帯に散歩はしないとダメだ。ゲームに疲れたので、映画「スピード」を鑑賞。デニスホッパー演じる敵役が、知能犯という設定のはずなのに、最後のシーンでなぜか自身よりずっと若いキアヌ・リーブスと肉弾戦で殴りあいに挑むのか、意味不明すぎて笑ってしまう。首ぽーんになるしねw。あと上司マック隊長はマジで使えない。作品としては何も考えずに見れてしまうので面白い。つか1994年作品で26年も前であることに驚く。大学生のとき映画館で観たよ… 

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のどかな町と緊張感

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4月24日、金曜、晴れ。打合せのために某県ののどかな町まで車で向かった。現地で食事を取ろうと考えていたがコンビニや飲食店が見つからず焦る。結局、ドライバー向けと思われるゴツイ感じのラーメン屋で味噌ラーメンを食べる。ラーメンは控えているが、空腹のまま夕方低血糖状態になるよりはマシなのだ。打合せはレジュメに沿っておこなったので特に問題もなく終わる。注意点はいかにスムーズに事業を引き継ぐかの一点のみ。帰りに湖に立ち寄ってみたが、観光客がほとんどいない状態なので、謎の緊張感がみなぎっていて、リラックスできなかったな…。どうぶつの森のみが癒し。