1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

意味がないことを生業にするということ

4月28日、火曜、晴れのち曇り。特筆すべきことのない一日であった。新型コロナであっても自分が出来ることを、普通にやるだけである。久しぶりに本体ブログのほうに言及がなされていた。「はてなブログのトップページのデザインは酷い」という名目で、「いつもトップページに僕のブログがあって目障りだ」という悪口が展開されていた。トップページのデザインと僕のブログがトップページにあることはまったく別の問題である。せめて悪口スキルが高ければ楽しめるけれども小学生レベルの言いがかりなので、読んでいるこちらが恥ずかしくなってしまった。僕をトップページから追いやりたいなら、株式会社はてなにお願いするか、僕より多く読まれる記事を書けばいいだけのことだ。意味のない行為に時間を割けるのは、人生に余裕があることの証明である。素直に羨ましいと思った。同様に意味がないといえば(前振りが長すぎた)、新型コロナ感染下で営業休止している遊園地の空撮である。「例年とちがって、人がまったくいません!」とレポートする意味があるだろうか。このように、不要不急の外出をしないように叫んでいる人が、不要不急の行為をしていることが多くて最近はそれを観察するのが唯一の楽しみになっている。他人様の営業を非難するワイドショーのタレントの人たちは、ご自分たちがそれを仕事としてやっていることをもっと自覚すべきだろう。こんな時代に読むブコウスキーは最高であった。 

死をポケットに入れて (河出文庫)