1月23日、月曜、晴れ。仕事でトラブルがあり終日その対応に追われる。もっともトラブルが起きたのは、他の部署なので僕は対応のヘルプ、という立ち位置で、求められた資料や書面を作ったくらい。詳しい情報が入ってこないので、沈静化したのかわからないまま、担当部署を残して帰宅。頑張ってくれ、という感じ。明日は10年に一度の寒波が到来で、不要不急の外出を控えるよう言われているのだが、そういう日にかぎって寒いエリアに日帰り出張である。しかも車で。朝早めに出るので早めに寝ることになる。
NHKの『バタフライエフェクト』という、見るだけで暗い気持ちになる「映像の世紀」の新シリーズを視聴。今回は、ゼロ戦をつくった技術者たちの戦後の戦いをしたテーマであった。ゼロ戦は格闘性能に特化した戦闘機だ。貧弱な防弾性能という弱点が露わになり、対策を講じられた連合国側の新型戦闘機に対抗できなくなったというのは有名な話だが、その根本には、当時の日本には高出力の航空機用エンジンを作ることができなかったという事情がある。プラモデルで当時のレシプロ機を作ってみるとゼロ戦とアメリカの戦闘機では大きさが全然違うことがわかる。子供の頃、事情や理屈は知らないのに、プラモデルで感覚的に「これは勝てない」と思ったものだ。