1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

1月10日

1月10日、火曜、晴れ。朝イチでやる予定だったMTGが明日に延期になった。上層部の人に他の用事が入った、という理由である。営業部門の予定は二の次という認識を持っているらしい。それは自由だが、こちらを巻き込むのはヤメてもらいたい。先週末に県の端まで行ってヒアリングしてきた案件について検討した。条件が厳しいので辞退することに決定。手をあげれば契約を取れるが、事業として採算が取れるか不透明なうえ、時間的な猶予がないからである(夕方に連絡を入れた)。午後、部下氏に任せていた案件の失注の連絡を受けた。競合他社に対して優位に立っているわけではないと、これまでの報告からわかっていたので、驚きはなかった。担当していた部下氏は落ち込んでいる様子。どこをフォーカスすれば勝算があったのだろう。疑問だ。奥様の体調が悪く、帰宅前に「頭が痛いから物音を立てぬように家に入ってきて」という連絡を受けた。ミッションインポッシブルである。僕は、2足歩行かつ口から発声する生き物なので、物音を立てないで侵入することは不可能であった。精神修行を重ねて、空中を飛べるようにしたい。ウェブメディア向けの原稿を3千字。小説を1千字程度書いた。今日は僕も体調がよろしくないのでこの日記を書き終えたら寝る予定。

物価があがっている。日用品から食料品まで軒並み値上がりしている。僕が働いている会社は食料品を扱っているので、業績に大きな影響が出ている。予算を立てる際に物価上昇を予想していたものの、その予想を大きく超えているので、予想が甘かったと言わざるをえない。価格に転嫁する方針だが、すべての顧客との契約を更新するのと実施時期にタイムラグが生じるので、転嫁のプラス影響が出るまでは苦しい状況が続く。苦しい状況とは、要するに見込まれた収益が出ないということで、収益が出ないということは従業員の賃金を上げられないことに繋がる。首相が企業に対して賃金のアップを要請していたが、対策をしてくれないかぎり、ウチのような中小企業は賃金アップの動きは取れない。そんなことを瀬戸内海で自力航行できなくなった護衛艦の映像を見ながら思ったりした。