12月26日、土曜、晴れ。奥様を横浜市某所にある美容院まで車で送る。コロナを警戒して公共交通機関は使わないとのこと。カットのみ1時間ほど、美容院から徒歩3分のコンビニのパーキングでカラアゲ＆コーヒーを食しながら三島由紀夫『命売ります』を読む。あと70頁。帰り道にパスタを食して帰宅。それから僕が近くの床屋で散髪。ヒゲソリで寝落ち。最近は睡眠時間を確保しているのでおかしい。その後、海岸へ散歩に出かけるが、日没に間に合わなかった。いつもと同じコース、なのに、時間がかかってしまった。夕食にカレーを食してから、テレビ特番をぼーっと眺めているうちに一日が終わる。メガテン３はようやく銀座に到着。指示ばかりで何もしない味方がムカつく。ムカつくのは、新人時代のムカつく先輩を思い出したからである。あと序盤はレベルが低いので仕方ないがスライムを仲魔にしていて、自分のパーティーのしょぼさに涙していたけれども、ようやくこいつをパーティーに入れられた。
ようやくメガテンて感じがしてきたホー。
12月25日、金曜、晴れ。メリークリスマス。この日記ブログは一週間遅れなので元旦公開であってもクリスマスである。某部下氏が毎朝、仕事納めの日を確認してくる。毎朝たずねてくるということは、社内情勢に動きがあると考え、それを即座にキャッチしたい姿勢のあらわれだととらえている。そうでなければ、嫌がらせか、記憶力喪失という事案になってしまうからね。今年中にやるべき仕事は終えているので、役所関係の紙媒体資料をデジタル化する作業をPMかけておこなった。デジタル庁には期待したいところだ。クリスマスなのでチキン＆缶ビールで夕食。子供がいないのでクリスマス要素はない。メガテン３を始めた。突然、東京が壊れて、悪魔の力を宿したデビルマンのようなものにさせられて、冒険がはじまった。
せめてシャツ着させてほしい。これでは公衆浴場等への入場が禁止されてしまう。
12月24日、木曜、晴れ。大きな仕事が片付いたので（結果はまだだが、僕の出来ることという意味で）、ようやく落ち着いた。あと2日で仕事納めだ。世の中はクリスマスだが、子供もいないのでメリクリムードはゼロである。新型コロナの感染拡大が続いているが、東京ばかりがフォーカスされているうちに僕の暮らしている神奈川も相当な数を記録するようになった。大阪のほうが多かったはずだが、最近は東京に続く2位を守っている。緊迫感あふれるニュースが流れているが、街は、緊急事態宣言時のような緊迫感はなく、駅前の人ごみは例年と変わらないように見える。一度緩んでしまったものをふたたび締めなおす難しさを目の当たりにしている気分である。実家に立ちよって母と話した。行方不明になっている友人の父親はいまだに見つからず。家族が捜索に消極的なため、どうしようもない、と母は嘆いていた。いったいどこへ行ってしまったのだろうか。80オーバーで体力は衰えているうえ、認知を患っていたのなら、遠くまで行けないはずだが…。町田康『ホサナ』読了。超大作であるが、くだらない。何を書いてあるのだか、ぼんやりとしかわからないが、ノリノリに読み進められる。万人向けとは言えないが、クセになる作風である。今日から三島由紀夫の怪作『命売ります』を読み始めた。ライトノベル調で驚く。
12月23日、水曜、晴れ。絶対にしくじってはいけない案件のプレゼンが終了。結果は年内に出る見込み。ほぼほぼ準備通りに進行して、質疑応答も無難にこなせた。一点だけ難をあげるなら、プレゼン慣れしていない他部署同僚が緊張してしまった言わなければならないポイントを飛ばしてしまったことくらいか（リカバリーは出来た）。僕に出来ることはやりきったので、神のみぞ知る、という心境。ネットフレンドからツイッターで女神転生３のアプデ情報を教えてもらったのをきっかけに、アマゾンでスイッチ版を購入。真・女神転生Ⅲ NOCTURNE HD REMASTER - Switch3600円（購入時）なのでダウンロード版よりも安かった。自分へのプレゼントである。年末年始はこれとロマンシングサガ３で過ごすつもりだ。どこかの市議会議員の団体がコンパニオンを呼んで宴会をやったニュースで、コンパニオンを呼んだのは感染対策のため、と言い訳して失笑を買ていた。市議会議員レベルの議員は、センセイといっても、田舎のオッサンにすぎないので、政治家に求められるレベルの判断を求めるのは酷なのではないか、というのが僕の感想である。
睡眠改善のため、そしてヤクルトスワローズのサポートのために、ヤクルト1000を宅配で頼んだ。本日から飲みはじめる。少しでも睡眠の質が良くなれば嬉しい。具体的には会社関係の夢を見なくなればいい。
12月22日、火曜、晴れ。いつまで晴天が続くのだろうか。心がカラカラなので、せめて空気だけでも湿度があってほしいものだ。懸念になっていた案件がひとつ片付いた。ほぼ僕が出していた条件で先方が納得してくれたようで、ひと安心。相手にとってメリットのある提案をしているのだから当たり前というか他に選択肢はなかったはずだが、10日間近く何を悩んでいたのか。おそらく、こちらを待たせるということで決断のプレミアム感を付与したかったのでないか、と推測。まあ、結果オッケーなので、年内に解決しておきたい懸念はあとひとつに絞られた。イケル気がしてきた。Ｈ市で人と会わなければならない案件があったので、会った。実に気持ちのいい仕事が出来た。これからもこの調子で続けていきたいと思った。こういう気持ちのスッキリするいい仕事を抱えていることが仕事を続けていくうえでマジ大事。リマスター版「ロマンシング・サガ３」を始めようとしたけれども、眠気に負けそうなので、やめておいた。東京五輪。国内と海外の状況から出来そうなムードは感じられないけれども、一部（スポーツ番組等）で「代表決定！」「五輪への意気込みを語る」というニュースも流れてきて、わけがわからなくなる。アスリートファーストが変な感じにならなければ良い。
12月21日、月曜、晴れ。年休を取った。家事に追われる一日であった。税金納税の関係で役所に行ったら、同様の呼び出しを受けた人たちがAM9:00の段階で大勢いた。全員中高年男性。中高年男性はなぜジャンパーに野球帽といういでたちなのだろうか。不思議だ。僕はジャンパーではなく、昨冬購入した、モンベル製のダウンパーカーを着ていた。どうせなら高機能のものにしようと、高額な商品をセレクトした。着心地サイコー。ダウンパーカーの欠点として、突いたり刺したりすると穴があき、ダウンが溢れてしまう、がある。そして昨今の、不景気で生活苦の人が市役所のカウンターで刃物をもって暴れるというニュース。そのふたつの要素から、お気に入りのダウンパーカーを着ていった先の市役所で、生活苦マンの刃物で切りつけられ穴が開き、ダウンの羽根が飛び出してしまうという悲観的観測に囚われてしまったが、妻から「そんな天文学的な確率のことを気にしても仕方ない」と説得される。勇気をふるってモンベルのダウンパーカーで市役所に行き、中高年の列に並んだ。３０分ほどで用事を済ませると、車に砂が大量に付着していたので洗車をした。拭き上げコーナーで、独り言をいいながら、軽自動車を拭いているオバハンがいた。だからさー、そうそう、と空気人間と話をしながら拭いている。目を合わせないように過ごした。実のところ、電話をしていただけであった。たらたら話ながら作業をしていたが、もっと、集中したほうがよろしいのではないか。それから車にあらかじめ搭載しておいた段ボールをショッピングモールにあるリサイクルコーナーへ捨てにいき、定食屋でロースとひれかつの合い盛り定食を食した。メニューに合い盛りの配分が書かれていなかったので、高価なヒレが1キレだったらどうしてやろうか、と不安で震えていたけれど2キレ入っていたので良かった。その後、もろもろの家事を済ませてしまうとすでに夕刻。冬至の夕暮れを見るためにモンベルのダウンパーカーを着て海岸へ向かった。
一年でもっとも長い夜の始まりは美しかった。夜は町田康「ホサナ」を読んで過ごした。約900頁中、約650頁ほど読んだ。
12月20日、日曜、晴れ。雨が降らない。朝カフェ。買い物をすませて片付け等を行うと昼。昼食は中華チェーンでチゲラーメンを食す。前回もらった煮卵券で煮卵を追加する。会計を済ませるとまた煮卵券をもらった。煮卵永久機関。書店で三島由紀夫と海外ミステリを購入。年末年始のヒマつぶし用。午後はグダグダしているうちに遠き山に陽は落ちて。夕飯はハンバーグチェーン店でチーズハンバーグを食す。店を出るときには待ち客が大勢いた。早めに店を訪れて良かった。己の判断の正しさを確認。夜は、東亜航空の航空事故とコンスタンチン君の実録再現ドラマをテレビで観る。海外からのニュースで新型コロナの変異版の拡大を知る。感染力が7割増しらしい。極度に恐れることはないが、嫌な感じはある。ネットでコロナは風邪といって、マスクを拒否ったりする人をときどき見かけるけれども、海外の死者数を見ると、ただの風邪のレベルを超えている。まあ思想の自由があるので周りに迷惑をかけない大海原か山奥でマスクを外して生きていけばいいと思う。人里に来ないでね。
