１１月６日、水曜、晴れ。代理で監督者を任されている現場仕事の会議に出席。大きな問題はなかった。よかった。最近、ブコウスキーの小説を読んでいる。彼の小説には彼の分身である主人公チナスキーというオッサンが出てきてくだらないことを繰り返すのだが、若いころ読んだどきは、そのチナスキーがやたらと吐きまくるのが不思議で、ギャグか誇張と決めつけていたのだけれども、僕も50歳になって、やったら吐き気を催すことが多くなり、あれが事実だと知った。ブコウスキーは事実や現実をそのまま書いていたのである。事実や現実をそのまま書くというのは大変な才能だ。平凡な人間ほど、カッコつけたり飾ったりするからだ。『詩人と女たち』最高。
