10月28日、月曜、曇り。部下の人と打ち合わせをした。飲食店の立ち上げサポートの仕事の見積額についての打合せだったのだが、部下の人がマイナスの金額の見積書を作ってきて「これでどうでしょう」などと真顔で言うので、冗談ではなく気を失いかけた。トップガンマーヴェリックで訓練中の教え子が気を失うシーンがあるじゃないですか、あんな感じで一瞬落ちかけた。精神力と上司としての立場によって持ちこたえた。マイナスの見積とは、仕事をしたうえでお金をもらうのではなくこちらから支払うということなのかい、すごいね、慈善事業だね、慈善事業でもタダでやることはあってもお金を支払うことはないんじゃないかな、と指摘する余裕もなく、そのようなことをいちいち考えることは虚しいことでありクオリティオブライフとワークライフバランスによろしくないので、粛々と間違えを指摘するにとどめたのである。中間管理職はしんどい。