1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

1月16日

1月16日、月曜、雨。寒い一日だった。仕事は春から始まる事業に係る関係各位との調整と連絡から。自分では出来ないタスクを人に課してくる人がいたので、じゃあ責任は取るからやってみれば?と意地悪をしたら、逃げてしまった。昼前に来客あり。初対面の人だと思ったら、5、6年前の業界の連絡会で名刺交換したことがあるらしい。当時は仕事にならないと判断して記憶に入れるのをやめていたのだろう。午後からは外で仕事。会社に戻る途中で実家に立ち寄り、預かりものをピックしてコーヒーを飲んだ。母はケーブルテレビで古いドラマをみながら、この俳優もあの俳優も死んでいる、と笑っていた。会社に戻ってから18時までは書類作成に集中。会社を出る直前に、他部署から部下の仕事ぶりへのクレームが入ってイヤな気分になる。帰宅してから『ロリータ』再読を終えた。これは世紀の大爆笑小説だろう。未読の方は読んでみては?ロリータ (新潮文庫)

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実家に寄ったとき、古い箱を開けてみたら、昔飼っていたタロウの写真が十数枚出てきた。彼が亡くなる数年前の写真だ。夜散歩しているときに写ルンですで撮影したものだ。撮影場所は近所の公園へ向かう道なので、散歩の途中で撮られたものだと思う。今のようにデジカメ・スマホが普及するより前の2000年前後の話なので、こういう写真は珍しいかもしれない。使い捨てカメラで撮られてプリントされたものなので、デジタルデータもなく、元のフィルムも現存していない。こういった、埋もれているスナップ写真が我が家にはたくさんあるし、同じような写真が他の家庭にも大量にあるはず。インスタとは対極にある、他人に晒すことを考えずに撮影されたごく個人的な写真のほうが、ずっと生々しくて面白いと思った。