1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

2月3日 僕の子供の頃、神奈川県には恵方巻という文化はなかった。

2月3日、木曜、晴れ。自宅療養5日目。薬が効いているからかもしれないが、症状はほぼなくなった。咳も頭痛もない。一日中部屋にこもっているので、気持ち的なモヤモヤのほうが問題だ。明日の部門長レベルの会議向けの資料を作成して送る以外は仕事もしていない。書き仕事をする気分にもならない。尊敬するヘミングウェイのように行動する作家を目指しているので活動していないときは書けないのだ。世界が自分を見捨てるのならば、世界を救って見返してやろう。そんな気持ちで昨日から始めたドラクエ3はクリアしてしまった(ゾーマを倒すまで)。隠しダンジョンの「しんりゅう」を倒すまでやる気は起きなかった。冬期五輪がはじまるが、あまり興味はない。それよりもプロ野球のキャンプのほうが興味がある。自宅療養でいいところは、プロ野球のキャンプ情報で存分に堪能できるところだ。節分。子供の頃は、節分の豆まきをやったのを覚えている。家の廊下に立って家の中と玄関の外へ豆をまいたのだ。最後に集めて食べたものだ。洗った記憶はないが洗ったことにしておこう。死んだオヤジが鬼のお面をかぶって参加したこともあったっけな。恵方巻は、節分のカルチャーとして定着しつつあるが、僕の子供の頃にはなかった文化だ(神奈川県では)。だから、なんとなく流行りでやっている感があって、ジャンルは違うけれども、僕のなかでは、ちょうどハロウィーンと同じ位置、『ここ20年でキタもの』にある。だから恵方巻について思い出も思い入れもなく、美味しいものが食べられればいい、くらいのものでしかない。ニュースでは節分で豆まきをする人は、恵方巻を食べる人よりも少なくなったらしい。文化というのは何らかの思惑をもって強い力をかければ変わっていく、ということのあらわれ、だろう。特にオチはないのでここら辺で拙文は終わりにする。節分だけに。