1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

1月24日 想定しておかなければ予想外に対応できないよ。

1月24日、月曜、晴れ。快晴とはいかなかったが晴れは晴れ。僕の生活圏である神奈川県でも感染拡大傾向が顕著で、今日は、商談にうかがった相手先で出てしまったらしく(詳細は知らない)、慌ただしい雰囲気のなかで話をした。営業の仕事で難しさと面白さを感じるのは、方向性を決めていない相手と対しているときだ。うまく誘導できれば、大きな契約をゲットできる一方で、グダグダになってしまえばゼロの可能性も大きい。相手がどう動いていくのか、予想が難しいときも多いので、瞬間的な判断と少しばかり創造性が求められることもある。だから、営業という仕事は特別、頭が良い必要はないけれども、ある程度の精度をもって速く回転させられる頭脳が必要になってくる。準備もいる。僕は商談の前に、相手の出方を想像して簡単なフローチャートを書いて頭に入れてから臨むようにしている。予想通り進まないケースもあるが(完全に外れることはない)、想定されているところまでは脳に余裕があるので、たとえ予想外の方向へ動いても脳を全力で働かせることができる。事前に想定していなければ、商談のスタートから脳をフルで動かさなければならないので、予想外に対応できなくなる、と僕は考えている。そういう経験にもとづいた話は若手に話をしているけれども、そのときは何とかします、とかいって受け入れてもらえないのが残念でならない。そしてそういうヤツにかぎって、実戦で話に詰まって、「助けてください」と目で訴えてくるのだからたまったものではない。実戦に出たら救えないときもある。そういうことだ。