1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

ギョーカイ風の何も決まっていない結論

4月5日、月曜、曇り。朝、なんともいえない案件についての打ち合わせを行う。「う~ん」と腕を組み、首をかしげるなどして仕事をしている感を出しつつ、「相手の考えがわからないかぎりはどうにもならないよね」という80年代ギョーカイ風の軽い結論にに至る。明日の社長との打ち合わせに使う資料を作る。導入したいシステムの相談をするつもり。景気の先行きがわからないので、慎重に事を進めなければならない。ケン・リュウの短編集生まれ変わり(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)を読み、録画しておいたZガンダムを観る。ライラミラライラが死ぬ間際にいろいろ回想するのだけれども、光の速さで飛んでくるビームが直撃するあいだの時間で、人間ができる思考なんてたいしたものではないだろうと思った。せいぜいイメージを一枚思い浮かべるくらいなのでは?間際の人間があれこれしゃべるという意味では、大人気の「鬼滅の刃」も同じだ。鬼滅は登場人物が語りすぎていて、行間を読ませろ、と思ってしまう。想像力の乏しい人でも登場人物はこんなことを考えていますよと説明してくれる優しい設計の物語といえるだろう。鬼滅は敷居を下げながら、同時に、考えさせる部分もあるのでウケたのではないかな。