1分日記

フミコフミオが数分で書いた日記を1週間後にアップするブログです。午前8時更新。不定休。

逃走論2019(2019年6月20日)

6月20日、木曜、晴れ。スカっとして気持ちのいい陽気である。天気予報では天候は不安定といっていたが、少なくとも僕の生活圏(神奈川県某所)は終日、安定のピーカンであった。書き仕事の〆切が迫っているため、過去に書いた文章の手直しをしている。書くより直す方が時間がかかっている。体感では3~4倍の時間がかかっている。文章の一部が気に入らなくて手を入れると全体のバランスがおかしくなって、ここもあそこもというように修正していくことになり、それが文章の頭から尻まで一貫した方向での作業なら短時間で終わるのだが、文章を前後左右に見ながらの作業なのでどうしても時間がかかってしまうのである。ブログのように、一筆書きの要領で一気に書ければ楽なのだが。神奈川県の厚木エリアで刃物を持った受刑者が逃走しているため、近隣の保育園や小中学校がお休みになっている。容疑段階で「俺は捕まりたくない」と逃亡するのなら理解できる。やっていない犯罪を疑われた主人公が警察の包囲網をかいくぐりながら、真犯人を探し出すというストーリーは創作物でよくあるパターンである。だが、裁判を終えて受刑が確定してから逃亡しても、受刑が取りやめになることはおろか、むしろ「刃物をもって暴れて逃亡するとはなんて凶悪な人間なのだろう。もっと刑を重くするべきであった」という印象を持たれるだけであり、ご本人にとってマイナスにしかならないのではないかな。まあ、逃走している受刑者の人生などより、事態の地域への周知が遅れた方がずっと深刻である。